胃がんの一番良い対策はピロリ菌の除去

我が国では毎年の健康診断はほとんどの人が受診しているそうです。その中で胃がん検診があります。れいのバリュームを飲むレントゲン撮影です。時々後日「要精密検査」という通知が来て、胃カメラなどあらためて精密検査を受けた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。実は私はしょっちゅうこの「要精密検査」になっておりました。しかし結果として何も問題はありませんでした。

この繰り返しが多いので、胃カメラを実施しているかかりつけの医者に、いっそのこと一番の危険要因であるピロリ菌の除去を提案したところ、すぐに了承され実行した次第です。それ以降あのいやなバリュームを飲む胃の検診はいっさいやっておりません。もう5年以上になります。

実はピロリ菌除去の折り初めて知ったのですが、健康診断で「要精密検査」となった場合は、ピロリ菌の除去は健康保険が適用される、ということです。つまり3割負担ですみます。前検査、薬服用、後検査全部含めても1万円そこそこであったと記憶しております。ただ普段、病気でもなく健診時でもない折りにピロリ菌を除去する場合は保険が適用されないので健診を有効に活用してください。

ただしピロリ菌を除去したとしても、他要因の胃ガンもありえるので2年に一度、3年に一度ぐらいは胃の検診を受けるべきと言う人もおります。