私の軽度精神遅滞という病気について

私は幼稚園年長くらいから、軽度精神遅滞という普通の人達よりもIQが少々低く、脳に障害を持った障害者として今の25歳まで生きてきました。

この病気は、別に何も周りに言わなければ別に障害者としては見られないのですが、喋っている時や、勉強の時間、可笑しな行動をする場面に意図も簡単に「この子、脳に病気を持ってるんじゃ…」とバレてしまいます。

ます誰かと喋っている時なのですが、これは普通の人達同士の話なら会話がスムーズに話せ、話題がポンポン出てくるのでしょうが私の場合は違います。まず上手く呂律が回らず、舌足らずになり、非常にどもってしまい、頭の中に喋ろうとしている日本語は沢山浮かんでいるのに言葉にならず口から出てこないのです。なので会話するには時間がかかりますし、スムーズに喋れません。

二つ目に勉強の時間なのですが、私の知能は小学生低学年までしか備わっておらず、小学四年生以降の問題や勉強の時間になると問題の意味が全く理解出来ず、学生時代は全科目殆ど20点以下でした。なので今は社会人ですが、障害者枠で雇ってもらい頭で何も考えず出来る清掃の仕事をしています。

そして最後に行動ですが、これは頭で次に行動する事が分からず、その場でオロオロしたり走り回ったり不安で泣いてしまったりという事が主な行動です。これだけ精神不安定な行動を起こすと周りには一発でバレてしまうんです。

なので私は毎日の日常生活も両親が作ってくれた計画表通りに動かないと普通の生活が送れません。会社でも仕事の流れを記載したカードを持ちながら仕事しています。

軽度精神遅滞は周りから見れば大した事はないと思うでしょうが、実は非常に辛く気が狂いそうになる程の病気なのです。皆さんも脳に障害を持った人がいたら是非とも救いの手を差し伸べてあげて下さい。